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「暮らしに役立つ介護情報」メ−ルマガジン
2003・8・15 創刊号
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どうもはじめまして。メールマガジン購読登録ありがとうございます。
「暮らしに役立つ介護情報」メールマガジンの配信を開始いたします。
では、しばらくおつきあいください。
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もくじ
○はじめに 創刊のご挨拶
○家庭介護のひとことアドバイス
○役立つ介護用品 車いす
○利用者の訪問活動で思ったこと。
○編集後記
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○はじめに 創刊のご挨拶
こんにちは。現在、在宅介護支援センタ−で相談員兼ケアマネジャ−をしており
ます「しまったくん」です。日々利用者のお宅へ訪問し、また管理業務も行ってま
す。机の上で事務処理ばかりしているのよりも、現場にでて利用者の方や家族の方
と話をしたりいっしょに考えたりするのが楽しいですね。現場に惹かれるのは、た
ぶん老人介護福祉施設で10年ほど生活指導員兼寮父として、日常生活のお世話を
したり、接してきたからかもしれません。
在宅、施設での介護のことはだいたい感じてきたつもりですが、まだまだ福祉の
仕事をしているといろいろな出来事があり、驚きや感動の日々。勉強することもた
くさんあります。介護保険法が施行され3年が経過しましたが、まだまだ介護保険
についても知らない人も多く、介護情報も実際「介護」というものが直面しないと
他人事の感じです。現場での実情も「大変だな。」となんとなく感じていてもよく
わかっていないといった感じが一般的でしょうか。
この「暮らしに役立つ介護情報」メ−ルマガジンでは、在宅介護の現場でがんば
っている介護者のあなたや、同じ福祉の現場で働いている仲間のあなたに、少しで
も参考となる情報や現場での出来事を現役のケアマネジャ−の立場から情報提供し
ていくと同時に、わきあいあいな感じで、気軽なコミュニケーション、情報交換が
できたらなあと考えています。最近小学生や中学生からも「介護」のこと教えてく
ださいとメ−ルもいただきます。ですからできるだけみなさんにわかりやすいよう
に努めて書いていきたいと思っております。
文章が下手ですけどがんばりますので、よろしくお願いいたします。
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在宅介護のひとことアドバイス 「みんなで助け合う介護を」
在宅での介護をされている家族からの相談をいろいろ受けますが、話を聞いてい
て、嫁や子供(長女)など特定の女性の人にまかせっきりで負担がかかっているな
あと感じることが多いです。かかえこんでしまって介護者も病気になったり体をこ
わしてしまう。これではいけません。
介護は長期戦であり無理をしないためにも家族や地域の人も含めて、みんなで助け
合って介護者の負担を軽くしましょう。
また、公的なサ−ビスも上手に利用してみるのもいいことだと思います。
あとは「自分でできることは時間がかかってもできるだけさせること。」
必要以上に手をかけないことも介護者負担を軽くすることにつながりますよ。
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役立つ介護用品 車いす編
介護用品の中でも一般的に知られているものとして「車いす」があげられます。
外出や移動が困難な人にとって車いすは自分の足がわりになります。まずは車いす
の種類について説明します。
車いすの種類 自分の手で車輪を動かしてうごくことができるもの
「自走用車いす」
車輪が大きいので段差も楽に越えやすい。
介助者に後ろから押してもらって動かす車いす
「介助用車いす」
ブレ−キが車いすの後ろの持ち手の部分についています。
車いすの背の部分が頭まで支えることができてリクライ
ニングになるフルリクライニング型車いすもここに含ま
れます。
人間の手を使って動かすのではなく機械の力で動くもの
「電動式車いす」
動かすのに少しコツがいりますが慣れれば快適です。
ただし、定期的な検査と電気充電をいっぱいまでしておく
必要があります。電動4輪スク−タ、シニアカ−などもこ
こに入ります。
車いすの選び方
車いす選びには、ポイントがあります。基本的には利用者の体にあった車いすを
選びましょう。
1.誰が使いますか 自走式か介助式かによって違ってきます。自走式の方が
車輪が大きな分、段差など越えるのに介助式より押しや
すく、楽という面もあります。
2.どこで使いますか 外出用なのか室内用なのか。室内であれば6輪車いすの
ように小回りが利くものがあります。
3.シ−トの幅 おしりの幅にプラス5センチぐらいが目安になります。
4.座面の奥行き 奥まで座ってみて ひざがしっかりまげられるものがいいで
しょう。
5.車いすの高さ だいたい40センチが基本ですが、利用者のかかとが床にし
っかりつくように。最近は低床型のものもあります。
立ち上がりやベット移乗に影響がでますのでしっかりはかり
ましょう。
6.肘掛けの高さ 肘がきちんと曲げてのせられる高さにあわせてください。
できればのちのち汚れたり破れたりしたときそこだけ交換が
できるものがいいかもしれません。
車いすの入手方法
車いすは介護保険を使うと基本的にレンタル扱いになります。車いすの種類にもより
ますが月額600円から800円の自己負担が相場です。フルリクライニング型車いす
、電動式車いす、電動4輪スク−タ、シニアカ−等については若干費用が異なります。
そのほかですが 身体障害者手帳をお持ちで体幹機能障害や下肢機能障害の1級.2
級のかたなどは補装具としてつくることもできます。(ただし65歳以上の身体障害者
の方で介護保険の要介護認定を受けているのであればそちらが優先になりますので、詳
しくは各市区町村の障害者担当窓口にお問い合わせください。)
あと以外と知られていないのが厚生年金受給している方は社会保険事務所に申請する
方法でできます。オーダーメイドやオプションの備品を付けることも可能です。ただし
、時間がかなりかかりますのですぐに車椅子がほしいという人には不向きかもしれませ
ん。その他としては、各社会福祉協議会などで不要になった福祉用具をリサイクルした
り無料で貸し出しなどしているものを利用するという手もあります。
レンタルや他人が使ったものはなんかいやだなという人は直接購入をするという手も
あります。安いもので5万円からあります。アルミ製のもの、チタン製の軽いタイプ、
肘掛け部分がスイングしてベットなどの移乗にしやすいものなどさまざまです。
ただ、レンタルと違って購入は返品が基本的にききませんので、決めるときにはいろい
ろ検討してみてください。
その他
車いすは本体部分もそうですが、長時間の座位を保つ場合はクッションなどの付属品
の活用も気にとめましょう。それを使うことで体圧が分散し、疲労の軽減と床ずれ予防
などにもつながります。外出や移動の際の足になりますし、上手に車いすを使うことで
自立助長につながりますので、快適に過ごせるように まわりで気をつけてあげてくだ
さいね。
米今年の4月から介護保険のレンタル品に車いすからベットなど移乗する際に便利な
「スライデイングボ−ド」というものが追加されました。折りたたみができて携帯可
能なものですので介護者の負担軽減につながります。そちらも検討くださいね。
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利用者の訪問活動で思ったこと。
ここでは私「しまったくん」がケアマネジャ−、在宅介護支援センタ−業務での訪
問等活動でいろいろ感じたことを書いていきたいと思います。今回は、私のあったか
☆はあとのHP(http://www.attaka-heart.com/)のケアマネ活動日記や雑記帳にも
でてきますがHさん、男性、89才、一人暮らしについて書いていきます。
この方と関わりを持ちだしたのは私が在宅介護支援センタ−にきてまもなくのこと
でした。当時の所長が担当のケアマネジャ−でホ−ムヘルプサ−ビスを週1回入れて
いました。痴呆があり、また極度の難聴のためコミュニケ−ションもなかなかスム−
ズにはいかないこともあり伝えることを紙に書いたりジェスチャ−をまじえたり大変
なことも見受けられました。
生活歴は波乱の人生のようで結婚を4回して、年の離れたお子さん(息子、娘)が
いらっしゃいました。(娘がキ−バ−ソン)何かわからないことがあると事務所に訪
ねては「教えてくれ。」ときていました。古い年金振り込みのはがきを持ってきては
「年金がはいるはずだが入らない。調べてくれ。」とか「(ヘルパ−料金の引き落と
しの記帳を見て)国が介護保険の費用を勝手に持っていった。」など説明してわかっ
ていただくのに、ほんとに大変でした。(笑)
それと、まあエッチなことはいくつになってもなくならないんで、わざわざ事務所
に下話をしにきたことがありました。耳が遠いので事務所の中で大きな声で話すので、
お客さんがこないか冷や冷やしながら、それでもこれも元気なうちだと思い、やりと
りをしてきました。こんなこともありました。ヘルパ−が自宅で入浴の介助に入って
いたとき、ADLからみて自分の体の部分は洗うことができるので自分で前も洗って
ね。とヘルパ−がいったところ自分の股間を洗って「ああ。ひさしぶりに大きくなっ
た。」といってよろこんでみたり(笑)なんかとても自然に生きているという感じが
してまた性的なことって表現できているうちは元気な証拠かなと感じたりしました。
前所長からひきついで訪問にでかけたりしていますが、いまのところお食事とかな
んとか自分でお店に出かけ買ってきたりしています。100歳まで生きる。これが口
癖です。ですから「元気をつけなければ。」といってだいたいうなぎを買って食べて
います。一人暮らしの高齢者のかたはたいがい生活にこだわりを持っています。もっ
と野菜とか栄養のバランスを考えてとかこちらが思っていっても耳を貸しません。
89年間、自分でやってきたことなので、もうそれはしかたのないことと反面感じて
います。
あいかわらず「年金がない。」といって事務所にきますがひと通り話を聞くと納得
されて(というか聞いてもらって安心する?)のか満足げにかえって行かれました。
帰っていく背中を見ながら、100歳までがんばって、きんさんぎんさんのように過
ごしていただきたいと思っております。
このあとの経過については、また次回以後のメルマガで登場してくるかも。いろいろ
な利用者さんとの生のやりとりを あなたにお届けする予定です。おたのしみに。
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編集後記
当初はどうかなとおもいながらもなんとか形になりました。これからもぼちぼち
「継続は力なり」で情報提供を行っていきます。メ−ルマガジンに対するご意見、
ご感想をお待ちいたしております。
8月になり、暑さも本番になります。高齢者は温度調整が若い人と比べて難しく、
熱中症、脱水になりやすく注意が必要な時期です。こまめな水分の補給に心がけ
、変化が見られたときはかかりつけの主治医に相談するなどご注意ください。
熱感などもでにくく、微熱程度でもつづくようであれば受診して見ることをおす
すめします。食欲がないときエンシュアなど出していただいて体力低下の予防に
努めてください。
次回の配信は8月下旬の予定です。
by しまったくん
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(1ヶ月に1回以上発行を目指します。)
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