暮らしに役立つ介護情報メ−ルマガジン2003・9・1 創刊第3号
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「暮らしに役立つ介護情報」メ−ルマガジン
2003・9・1 創刊第3号
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「暮らしに役立つ介護情報」メールマガジン 創刊第3号をお届けいた
します。9月に入り 敬老月間となりました。
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もくじ
○家庭介護のひとことアドバイス
「痴呆についてどこまで知ってますか?」
○介護事業所の選び方。
○編集後記 ひとりごと
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○家庭介護のひとことアドバイス
「痴呆についてどこまで知ってますか?」
お年寄りのからだのことをいろいろ書いてきましたが、今回は「痴呆」
について書いていきます。
年をとると誰でも忘れっぽくなったり、人の名前がとっさにでなかっ
たり、なにかしようと立ち上がったあと「何をするんだったかな?」と
いうことがしばしばあることと思います。記憶力の衰えとともに、物事
を理解すること、判断する能力が低下して日常生活に援助が必要な状態
になり、生活をするのが困難になる病気が「痴呆」といえます。
「痴呆」は単に加齢に伴ってでてくる「物忘れ」と違って病気なので
専門の医師にかかって判断を受けること。早期発見 早期治療が大切で
す。
老化による物忘れの痴呆 病的な痴呆
原因 生理的変化 脳の病気
記憶 体験の一部を忘れる。 体験のほとんどを忘れる
食事を食べたことは覚えて 食事をしたことそのものを
いるがおかずの一つが思い 忘れる
出せない
自覚 忘れっぽいことを自覚 自覚していない<
している
最近ぼけてきたという
問題行動 なし はいかい
奇声 不潔行為 暴力行為等
問題行動がみられる。
痴呆の原因 なぜ痴呆になるのか?
痴呆の発生のメカニズムは詳しくはわかってませんが、なんらかの作用で
脳の細胞が死滅して判断や理解することが困難になることのようです。
タイプとして 大きくアルツハイマ−型老年痴呆というもの。
なんらかの作用で脳が萎縮して、脳細胞が失われていくものです。痴呆の
進行は徐々にすすみ、息子や娘の顔や自分の名前すらわからなくなってし
まうこともあります。生活全般にわたって介護が必要となることが多いで
す。早い人は40歳から50歳頃 発病してしまうことがあります。
欧米ではこのタイプが多いといはれています。
もうひとつは、脳血管性痴呆症です。脳の血管が切れて、脳梗塞をおこし、
脳細胞が死んでしまったことによりでてくる痴呆症です。こちらのほうは
症状が段階的に進みます。(梗塞がおきるたびにびどくなっていきます。)
人格の水準は比較的保たれます。ただときには泣いたり笑ったり感情の起
伏が激しいことがあります。(これを感情失禁といいます。)
また 脳の細かい毛細血管で梗塞が起きて 気づかないうちに症状が進ん
でしまうことがあります。(多発性脳梗塞)
こちらは 普段から運動したり、食事療法など予防の手だてはあると思い
ます。
その他としてアルコ−ル依存などの内科的疾患から起こるものや、脳腫瘍
栄養代謝異常などの脳の構造上の障害から原因の痴呆もあります。
予防について
痴呆にならない予防対策としてつぎのようなことが考えられます。
1.成人病を予防して、脳血管障害を防ぎましょう。
痴呆のタイプとして脳血管性痴呆症をあげていますが、まずこれの
予防として高血圧や糖尿病などの病気にならないようにつとめること
が大事です。塩分や水分、食生活に注意しましょう。
2.けがや病気によるねたきりにならないように気をつけましょう。
ねたきりになると、日常の刺激がなくなってぼんやりしたり、
痴呆を起こす原因につながります。またねたきりにならないことは
介護者の負担軽減にもなります。
3.生活環境の急激な変化はさけましょう。
年齢を重ねるうちに高齢者は友人や配偶者の死、ひっこしなどさま
ざまなことを経験しますが、時にはこのことが痴呆の引き金となっ
てしまうこともあります。家族や周りの人のあたたかい気持ちで
そうした不安感や孤独感、喪失感をカバ−してあげましょう。
4.趣味や生きがいを持って生活にはりをもたせましょう。
なにもせずにすごしていては脳細胞の活性がなく、刺激も少なくな
り痴呆になるきっかけをつくってしまいます。若いときに習ってい
た趣味や好きなこと。興味のあることをとりいれて生活にはりを持
たせましょう。
男性の方で趣味がないというひともいますが、これまで社会で役割
を持ってきた人が多くないですか?そういうかたは何か役割を与え
て生きがいを持ってもらいましょう。
5.痴呆は早期発見、早期治療が大事です。日常と違った行動が目立っ
てきた。おこりっぽくなってきた。買い物でお金の計算ができない
といった症状がかんじられておかしいなと思ったら主治医に相談し
また専門医に受診し、CTやMRIなど脳の検査を受けましょう。
(脱水からの異常や老人性うつ、せん妄といった、痴呆ではないけ
れども痴呆症状によく似た状況が現れる場合があります。)
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○介護事業所の選び方
介護保険制度が平成12年からはじまり、措置から契約へと大きく利用
の仕方が変わりました。事業所は利用者が自由に選んで使えるように
なりました。介護事業所の乱立時代となっていますが、できれば利用に
あたって気持ちよく利用ができるところを選びたいですね。
ケアマネジャ−の立場からも、ケアプランをたてる上で事業所選びに関
しては、とっても気にしています。
○訪問介護(ホ−ムヘルプ)を例にしますと、
あなたが利用したい時間にヘルパ−さんはきていただけますか?
365日、24時間のうち活動時間はどのぐらいですか?
事業所は自宅からどのぐらいのところにありますか?
ヘルパ−さんのお願いする内容とか時間、費用などちゃんと説明
してくれますか?交通費やキャンセル料など説明がありましたか?
きていただいたヘルパ−さんがどうしても自分とあわない場合は
交代とかきちんと対応ができますか?
苦情などあった場合、苦情の担当者をおいていますか?
それと、ちゃんと話を聞いて対応をしてくれますか?
最終的には管理責任者等より、納得のいく説明等が得られました
か?(介護保険の苦情に関しては、各県の国民保険団体連合会や
市区町村でも苦情の窓口がおいてある場合があります。)
サ−ビス利用の際、契約書、重要事項説明書を提示してちゃんと
わかるまで説明をしてくれますか?
サ−ビスの利用に当たって、本人ができるにもかかわらず無理に
不必要なサ−ビス利用を強要したり時間の延長をしたり、またヘ
ルパ−の都合にサ−ビス提供時間をずらしたりということがあり
ませんか?
近所で介護サ−ビスを利用している人の情報で、どんな話が伝わ
っていますか?また地域によっては介護事業所の第三者評価(オ
ンブズマン制度)がおこなわれていることがあります。
登録ヘルパ−さんの数や職員の体制についてきちんとなyってま
すか?また緊急時の連絡は決められていますか?
職員の言葉づかいや態度はいかがですか?
と細かくあげたらきりがなくなってしまいます。(笑)
ただ、やはりきていただく以上は、利用者中心で本人が在宅で生活
を送る上で自立助長になるサ−ビスを提供してほしいですね。
米ほそく
介護保険の訪問介護で原則として利用ができないサ−ビスについて
以下のものがあります。苦情で利用者からあがるもののなかに
「してほしいと頼んだらヘルパ−からそれはできません。といい、
してくれなかった。お金払っているのに。」というのをたまに
聞きますのでのせておきます。
○利用者本人以外の買い物、洗濯、ふとん干し、調理
○主として利用者が生活するところ以外の掃除(子供部屋など)
○来客の応対、お茶出し
○話し相手のみ、留守番
○自家用車の洗車、清掃
○草むしり、花の水やり
○ペットの世話、散歩
○家具、電気器具等の移動(模様替え)
○大掃除、窓のガラスふき、床のワックスがけ
○室内外の家屋の修理、ペンキぬり
○植木の選定や園芸作業
○おせち料理など特別な手間をかけてのお料理
以上が介護保険でのサ−ビスでは不適切事例として厚生労働省
より通知もでています。
もしかして・・・・ヘルパ−さんに上記のこと。お願いしてい
ますか?またヘルパ−さん、しちゃってますか?(大汗)
困っていたらケアマネジャ−さんかサ−ビス提供責任者のかたに
ご相談しましょう。
どうしてもしなければならないなら・・・介護保険でではなく、
ボランテイアや個人契約としてそのサ−ビスをおこなうのは
どおでしょうか?
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○編集後記 ひとりごと
このメ−ルマガジンを発行して、早いもので第3号を出すところまできま
した。これも、みなさんの応援のおかげです。ありがとうございます。
今回、事業所の選び方について提言をさせていただきましたが、介護報酬
の不正請求を行い、指定取り消しになる事業所が少なからずあります。
がんばっている事業所さんがほとんどだと思うのですが、一部のこうした
事業所があると全体がそういった目でみられていそうで非常に関係職種で
働いている私ら介護専門職にとって迷惑な話です。
また、利用者さんひとりひとりが、介護サ−ビス提供事業者等にきびしい
目でみていくことで、悪い事業所が淘汰され、ほんとにいいサ−ビスを
提供してくれる事業所が残っていくこと。またサ−ビスの向上につながる
きっかけになればと思ってます。
次回の配信は、9月下旬〜10月初旬頃を予定しています。
by しまったくん
PS 読者の方から「しまったくんってどおしてつけたのですか?」と
といあわせをいただきました。おっちょこちょいの性格から大学
時代につけられたニックネ−ムをそのままパソコンでのネ−ム
(ハンドルネ−ム)にしています。ご理解いただけましたか?
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「暮らしに役立つ介護情報」メ−ルマガジン 不定期発行
(1ヶ月に1回以上発行を目指します。)
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[発行人] しまったくん
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[ホームページ] 高齢者福祉のペ−ジ「あったか☆はあと」
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