インフルエンザとは?
インフルエンザは、ふつうの「かぜ」と間違いやすいところがありますが特徴もあります。
原因は、インフルエンザウイルスAとBでおこり、38度から40度近い高熱が急に出ることがその ひとつです。
インフルエンザは、国民の健康に大きな影響を与えるおそれがある感染症のひとつとして、法律(感染症の予防及び
感染症の患者に対する医療に関する法律)で「五類感染症」に定められています。
ですので、インフルエンザにかかったら
倦怠感(だるい、つかれる)や関節痛、筋肉痛などの全身の症状もあります。 通常、このような症状は5日間程度
つづきます。
高齢者の方や赤ちゃんなどの乳幼児などからだの抵抗力のない人には、気管支炎や肺炎を起こしやすく 注意が
必要です。
ひどくなると心不全や脳症などの命にかかわることにもなりかねません。
スペインかぜとか香港かぜといった世界中をまきこんだ大きな流行を起こすこともあります。
また流行は その年その年でソ連型とかA香港型とかウイルスの種類が違うようです。
昨年インフルエンザの予防接種をしたからといって、油断は禁物です。
インフルエンザの感染は?
インフルエンザは、普通のかぜと違った感染の特徴があります。
くしゃみやせきなどにより、ウイルスがとんで、それがほかのひとの呼吸によって吸い込まれ感染する
飛沫(とまつ)感染をします。
せきをすると、ウイルスは1〜2メートルもとびますので、口元に手をあてたぐらいではぜんぜん効果はありません。
マスクなどの予防が必要かな。
インフルエンザの流行時期について
インフルエンザは毎年12月から翌年の3月ごろまでの4ヶ月間、流行します。
この時期は寒く、冷たい空気のために鼻やのどの粘膜も細菌からの防御能力が落ちていて菌にかかりやすく
なっています。
加湿器を入れて乾燥を防ぐなどの対応が必要です。
インフルエンザにかかりやすい人
とくに次の人たちはインフルエンザにかかりやすくまた重度化しやすいので注意が必要です。
1.65歳以上の高齢者
2.慢性の肺疾患(肺気腫 気管支炎 肺結核など)
3.腎疾患(慢性腎不全 血液透析患者)
4.エイズとか免疫不全あるいは免疫が極度に低下したひと
5.心疾患(心不全など)
6.糖尿病など代謝異常の人
7.小さいこども、赤ちゃん
特に小さい子供や赤ちゃんなどインフルエンザにかかると、高熱→昏睡状態となりインフルエンザ脳症といった
命にかかわる状態になることがあります。
年間100例ほど報告があるようで、現在深刻な問題になっています。
インフルエンザの予防
インフルエンザの予防についてつぎのようなことがあげられます。
1.日常的には体調を整えて抵抗力をつけること。
夜更かしをしなうとか食事をきっちり取るなど。
2.人ごみを避けてウイルスに近づかない。
3.適度な温度や湿度を保つ。
(ウイルスは乾燥を好むので加湿器などつけてのどの乾燥をふせぎましょう。寝るところの横に
水のはいったコップなど置いて湿度をおぎないましょう。)
加湿器をおくなどの対策もいいみたいですよ。
4.外出後の手洗いとうがいをする。
5.マスクを着用する。かかってしまったら マスクをすること。
他の人にうつさない。 飛沫感染をふせぐことにもなります。
6.インフルエンザの予防接種を受ける。
インフルエンザは、ワクチン(予防接種)をうけることでかかりにくくなったり また、かかったとしても
症状が軽くてすんだりします。
高齢者の方などインフルエンザにかかると肺炎などの合併症で亡くなる方も多いので かかりつけの
医師に相談の上でインフルエンザの予防接種を受けることをおすすめします。
だいたい接種してから10日から14日ぐらいから効果があらわれます。
自治体によっては、インフルエンザの予防接種について補助が出る場合があります。
もしもインフルエンザの症状がでたら、早めに医師の診断を受けるようにしましょう。
発症から48時間以内であれば、インフルエンザウイルスの増殖を抑える薬が処方されるようになりました。
早ければ早いほど効果的です。
そして、高齢者を介護されている私たちにも当てはまりますが、とくに特別用語老人ホームなどの施設では
集団感染などが心配になります。
インフルエンザの院内感染を防ぎ、重症化、死亡者を出さないことが、公的な役割を持っている施設の責任は
重要になります。そのためには介護をする職員も健康管理を行い、インフルエンザに対する予防と、もしかかって
しまったら送球に治療をおこなうことが大事になります。