嚥下について(高齢者の口腔ケア2)
高齢者の口腔ケアでの大事なことを 嚥下 を通じて説明してます。
嚥下について。
食べ物を認知して、くちにいれて咀嚼して食べ物を細かくして、まとめ、舌を使ってのどのほうへ送り、嚥下反射によって食べ物が食道のほうへ送り込まれて 胃にいくまでの課程をいいます。高齢者は、この一連の行為のどこかでうまくいかずに 食べ物を飲み込む際に、むせたり咳き込んだりすることが多くあります。まず、高齢者については 誤嚥 というのを注意する必要があります。(誤嚥(ごえん)とは、食べ物が食道のほうへいかずに器官に入ってしまうこと。誤飲(食べ物でないものを食べてしまうこと。)とは違います。)
誤嚥について
誤嚥性肺炎をひきをこし、高齢者の命を奪う危険性がある。(高齢者の死亡の原因で、肺炎は上位の位置を占めています。)ですから、気をつけないと 気づいたときにはもう手をくれということもありえるのです。症状として気をつけることはつぎのようなものがあげられます。むせたり咳き込むこと。口の中に食べ物が残る。食べ物が引っかかる。つまる。食欲や体重が減少した。肺炎を繰り返している。食べ物の逆流、はいたりする。飲み込んだ後、声枯れをしている。いつもより活気、元気がない。
これらの症状があるときは肺炎を起こしている可能性があるので十分に注意をしてください。
介護をする上でのポイント
まずは、口腔内をきれいにすること。口の中はたくさんの常在菌がいて 食べ物の残りがあると 繁殖して誤嚥し、気管にはいってしまうため注意が必要です。ですから歯磨きやうがい、繰り返し嚥下、たんがあってとれないなどのときは 吸引を行ってください。
食べるときの姿勢
食べ物を飲み込むとき、大事なこととして食べるときの姿勢があります。人間は起こす姿勢をとることで自然と 気管部は狭く 食道の入り口部分が広がって食べ物がいきやすくなっているようです。また、おきることで食べ物は重力という力が大きく働いて 胃へ食べ物がいきやすくなるそうです。
座位のとれるひとは 起きてたべること。寝たきりの方はベットを30度から60度起こし、重力のかかりやすい状況にして食べるようにしたほうがよい。
頭の後ろに枕を置いて 顎部を前屈させることも大事なようです。
マヒのある方には 食べ物は健側にいれてあげましょう。(たとえば左マヒの人は左側に残渣物がたまりやすい。)
むせがある人の食事ですが密度が均一でべたつかない。適度な粘土がありばらばらになりにくい。のどを通過するときに変形しやすい。こういったものがよいそうです。食べ物をミキサーのかけて ゼラチンでかためて 6時間から8時間ほどおいたものがよいとのアドバイスありました。
注意点としては寒天は むせやすいので注意する。まちがえないように。水分や細かく刻んだものは 食べやすいというのは間違いということもある。細かいとまとまって食堂へながれていかないのでむせやすくなります。
食品として 食べやすいもの
卵豆腐 絹ごし豆腐 おぼろ豆腐 茶碗蒸し ポタージュスープ くず湯 重湯 ヨーグルト ムース テリーヌ 刺身魚のすり身 温泉卵
食べにくいもの
生野菜、わかめ、のり、こんにゃく、揚げ物 ナッツ類 高野豆腐
注意 水分、汁物はとろみをつける。
短いストローや浅いコップでのませたほうがいい。
食事介助の注意点としてーつぎのようなところも観察してみてください。
○目を開けてぱっちりしているか。覚醒しているか。○口の中は清潔か。 食前、食後のうがいや口腔洗浄 ○食べるときの姿勢はどうか。 ○一口量は適当か。スプーン1杯ぐらい。 ○しっかり嚥下できているか。飲み込んだことを確認してたべさせる。のどをみて必要なら繰り返し嚥下をする。 ○食事に集中できる環境か。 食べている最中にいろいろと話しかけない。 在宅では主治医とPT、看護師、ヘルパー、ケースワーカー、そして家族と チームで連携して進めていく必要性が高まってます。
上記のことを踏まえて 介護や相談に当たってほしいとの 助言があり終わりましたがとっても具体的だったので わかりやすく役立ちました。みなさんも参考に介護に当たってくれたら幸いです。
